都合の悪い事実(2016年)

在日朝鮮人から見た韓国の新聞さんから引用。

カナダ-イスラエル友好協会の慰安婦文書について:
http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/67381237.html

-引用ここから-
How UNESCO Blackmails Israel and Exploits the Holocaust (201611.7 Canada-Israel Friendship Association)

The actions of Japan in the occupied countries were thoroughly investigated after the war. The guilty parties faced an international tribunal in Tokyo. Though one of the judges, Justice R.B. Pal from India, found some of the charges excessive and issued a dissenting opinion, Japan accepted the findings and the verdict in an agreement signed after the end of the American occupation in 1952. At no point during the trial was the alleged government conspiracy to enslave sexually 200,000 women brought to the judges’ attention and it is impossible to assume that they would overlook something so important.

戦争終了後、占領下に置かれた日本の戦時行動は完全に調査された。(戦時犯罪の)当事者たちは東京裁判に於いて有罪判決を受ける事になった。裁判官の1人であるインドのパール判事は出された訴訟結果に於いて結果が過度であるとして反対意見を出したが、1952年にアメリカの占領が終了後に日本は合意書に署名し、その判決と判決を受け入れた。政府の陰謀により20万人もの女性を性奴隷にしたと思しき出来事が、(日本を裁くための)裁判官が、これほど重要な出来事を見落とすとは到底考えられない。

The issue of the army brothels was investigated by the American authorities. Declassified documents show that the conclusion was that in most cases they employed paid prostitutes. Again, there was no sex slave conspiracy uncovered.

(日本)軍慰安所の問題は米国当局によって調査された。機密解除文書によると、ほとんどの場合、日本軍は娼婦を雇ったという結論が出ています。そう、性奴隷という陰謀は見出されなかった。

So far, the proponents of the movement have failed to produce convincing documents about the sex slave conspiracy. Even the documents presented to UNESCO in the submission are kept secret by the organization and the applicants. In 1993, the Japanese government, in the so-called “Kono Statement,” confirmed the existence of the wartime army brothels, but that was nothing different from the information collected by the Americans on the issue. There is nothing good in the existence of such establishments, but that is far from the claim of causing another Holocaust.

これまでのところ、運動の支持者は性奴隷の陰謀について説得力のある文書を提出していない。記録遺産提出時にユネスコに提出した文書でさえ、ユネスコと申請者によって秘密にされています。1993年、日本政府は、いわゆる「河野談話」で、戦時中の軍の売春宿の存在を認めましたが、それはアメリカ人が収集した情報とは何の相違もなかった。慰安所という施設の存在が良いものであるとは言えないが、それは(イスラエルホロコーストとは)別のホロコーストを引き起こしたという主張からは程遠い。

Despite the lack of evidence about mass atrocities, the applicants still insist in section 3.4 that a Holocaust has taken place:

申請者は、大量虐殺の証拠がないにもかかわらず、3.4節でホロコーストが行われていると主張している。 (抜粋)

ネットの中で結構拡散されているものですが、もう少しこの記事の言わんとしている事を補足させてください。

日本のメディアは書きませんが、ユネスコ分担金を払っていない国は少なくありません。そのうちの一つがイスラエルです。ユネスコ分担金はUNの定める分担率に準じていると言いますが、そもそもUNの計算法自体が相当なバイアスがかかっていて、例えば、IMFが予想する今年の世界の名目GDPに占める日本の名目GDPは5.5%ですが、実際のUN分担率は9.68%と4%以上も多い1億0234万ドルもの負担増を強いられています。

そんな、言いなり状態で金だけ拠出させられているにもかかわらず、思想が偏った一部の人たちのために、イスラエルホロコーストが売春婦と同一化され、その被害を矮小化される事に耐えられないユダヤ人の悲痛な叫びがこの記事の本質であって、日本を擁護しようという趣旨ではないのです。

擁護するためのものではないからこそ、そこには説得力があり読むものの心を鷲掴みするのですね。

東京裁判ではパール判事だけが日本側に立ってくれた、と思っている人がいますが、それは大間違いです。例えば、オランダのレーリング判事はナチスドイツに比べて日本に対する量刑は重すぎるとし、フランスのベルナール判事に至っては一堂に会して協議したことがない(適正な判決ではない)とさえ言っています。そんな、主にマッカーサーの個人的恨みが積もった日本を貶めるための判決を可笑しいと思った人は少なくないのですが、昭和天皇陛下の命と日本という国を守るために異常な判決を日本は受け入れたのです。

その、日本を貶めるために調査を尽くし、自国の悪事を棚に上げてまで作り上げた東京裁判。その中にでさえ、慰安婦は戦時犯罪ではないという判断が間接的にされていたのですね。アメリカは慰安婦を相当調べていた。しかし、それを俎上に乗せなかったのは戦時犯罪では捌けないという判断が日本憎しのマッカーサーにでさえ思わせたのです。

ご存知のように、南朝鮮は現在に至るまで、説得力のある史料を提示してきた事は一度もありません。アメリカで行われた裁判にでさえ資料を提出できずに棄却されました。

ここでは省きましたが、仮に日本軍慰安婦ホロコーストであるなら、中国が行なった120万人にも及ぶチベット人の虐殺や数万人にも及びチベット女性に対する陵辱、そしてベトナム戦争における南朝鮮軍による(50万人にも及ぶ)ベトナム人女性への暴虐と陵辱は、日本軍慰安婦以上にホロコーストに近いとまで書いています。

まとめると、調査をし尽くしたアメリカ軍でさえ慰安婦戦争犯罪として認めることができず、当事国の中南でさえ証拠を出せず、また、中南の行なった陵辱行為の方がホロコーストに相応しいという、金田真っ青の論法で「慰安婦=ホロコースト(性奴隷)」を真っ向からブッタ斬りしているのがこの文書なのです。
-引用ここまで-