国際外交は間合いの勝負!

中杉 弘の徒然日記さんからの引用です。

以下引用
国際外交は間合いの勝負!

http://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12405833487.html?frm_src=favoritemail

北の猛獣ロシア、西の豚猛獣中国、隣は山葡萄原人の韓国、日本の外交は大変です。それに今度は北朝鮮の核問題があり、周りは敵ばかりです。
このような中で日本国の外交を推し進めていく安倍さんは大変だと思います。「北朝鮮は外交が上手い」と言っている人がいます。「北は匠の技をつかう」と言っています。冗談ではありません。あんなものは外交ではありません。単なるウソつきなだけです。
日本外交は違います。日本外交の第一番は「ウソをつかない」ということです。第二番に「誠意をもっている」ということです。誠意とは、「相手の国の幸せも考える」ということです。世界平和に向かって出来ることはみんなやるのです。しかも、「正直に一生懸命やろう」というのが、日本外交の基本でなければいけません。
北朝鮮がずるい手を使うから、日本もずるい手を使おう」というのではいけません。我ら日本人の外交は公明正大、威風堂々といかなければいけません。そこに日本の信頼を勝ち取る道が開かれるのです。
しかし、プーチンは図々しいのです。ロシアのやっていることをソ連時代から見てみましょう。日本は「この戦争を終わらせたい」というので、当時友好国で日ソ不可侵条約を結んでいるソ連アメリカとの仲介を頼んだのです。
ソ連には「もうそろそろアメリカとの仲介をお願いできないか」と頼んでいたのです。ソ連は日本の友好国だったのです。だから頼んだのです。それが終戦間際になるとソ連は、いきなり日本を裏切って日本国に宣戦布告をしてきたのです。
いきなり満州国に戦車を何万台と入れてきたのです。そこにいる住民は皆殺しです。婦女暴行をして、働ける男はかっぱらい、60万人をシベリアに連行して強制労働を10年以上やらせたのです。シベリア抑留で、5万人の人間が死んでいます。このようなことをやったのです。
8月15日の終戦が過ぎているのに、北方四島に軍を入れて住民を皆殺しにして、女は強姦したのです。島民は命からがら北海道に逃げてきたのです。北方四島は日本の領土です。樺太の半分まで日本の領土だったのです。このようなことを図々しくやって、何の条件もつけずに平和条約を結ぼうなどとプーチンは言っているのです。
ロシアと平和条約など結べるわけがありません。ソ連がやったことを日本人は絶対に忘れてはいけません。ロシア人は油断できません。約束を破ったならば、信用もできないし、尊敬もされません。ロシアと約束してもいつ破るかわかりません。そのように考えるのが当たり前です。
ところが安倍晋三はそれを忘れて口先だけ誤魔化して、「ウラジミール」「シンゾウ」と呼び合って馬鹿ではないでしょうか?下関で散々恥をかかされて、プーチンに2回も2時間~3時間と待たされたのです。
あの時は「プーチン・安倍会談で北方四島が帰ってくるのかな」と日本人は見守っていたのです。ところが、「おっとどっこい!」一島も帰ってきません。反対にロシアは「日本は3千億円出せ。そうすれば北方四島に墓参りに行くのを許そう」と言ってきたのです。
最近になったら、「墓参りもダメ」と言いだしたのです。島民は北方四島に一切近づくことはできません。ロシアは何と言うウソつきの国なのでしょう。強欲で、土地は世界一もっているクセに、それでも「取ったものは返さない」というのです。ロシアはそのような国です。
ということは、「ロシアを永久に信用してはいけない」ということです。安倍晋三はどうやら、そのような原則論に立たないで、「プーチンがこういっているのだから、よいことがあるのではないか?では、まず平和条約を結んでしまおうか」と、このように考えるのです。もう考えているのです。
最近わかったことは、安倍晋三は自分がウソをつくから、おだてられると乗ってしまうのです。おだてられると良い気持ちになり、乗ってしまうのです。それでパッと日本に不利な条約を結んでしまうのです。
外交評論家の宮家さんが「敵が3人いたら、誰と組むのかというと1人しか組めないのだ。3人と組むことはできない。1人とは誰かというと、アメリカでしょう。アメリカに欠点があろうが、今はアメリカとしっかりと手を結ぶ以外、日本の生きる道はないだろう。これが外交の鉄則だ」と言っていました。その通りです。
今、ロシアと変な手を結ぶならば、アメリカとの信頼関係が揺るぎます。アメリカは今何を考えているのかというと、「中国を叩き潰す。もう勘弁しない。完全に追い込む」と思っているのです。もう中国を完全に追い込むと計画しているのです。遊びではありません。徹底的に追い込んで関税を25%かけます。中国が潰れるまで追い込むのです。そのように言っているのです。
中国はアメリカの敵です。ロシアもそうです。クリミアを強引にロシア領にしているのでアメリカの敵です。ロシアに対してアメリカもヨーロッパの国々も制裁をかけているのです。それを安倍晋三が「日本とロシアは平和条約を結びましょう」などと言ったら裏切り行為です。そんなことをやったら袋だたきになります。
宮家さんは「1つの国としか同盟関係を結ぶことはできない」と言っているのです。安倍晋三はおだてられて「ボー」となって、外国に金をむしり取られているのです。外交は「三歩前進一歩後退」です。前三後一といいます。相手が押してきたら、こちらは引くのです。
「日ロ不可侵条約を結んで仲良くしましょう」などと言われて、ヨダレを垂らして寄ってきたら、こちらは引くのです。外交は言いたいことだけガチンと言っても戦争になりません。相手に気合が乗った時には、こちらは引くのです。
プーチンが「一切の前提条件をつけずに北方四島を返すこともなく、平和条約を結びましょう」などと言われて、そんな条約を結んでしまったら既得権益になってしまいます。
しかも、「これをやらないならば北方四島に外国の資本を入れる」と言っているのです。外国の資本とは中国の資本です。そうなったら北方四島は完全に帰ってきません。
中国はがめついから、北方四島に投資をしたら出ていきません。そうなると、もう日本の島ではなくなってしまいます。ロシアと中国のものになってしまうのです。その場合、相手がググッと寄ってきたのですから、「こちらはどのように引けばよいのか?」と考えるのです。これは武道をやっている人間ならばわかるのです。(△紡海)
引用ここまで