とんでも小説の概要・千年恨-対馬-

ー記事引用ー

『千年恨、対馬』を出版しました。
対馬が1000年前から韓国領だという荒唐無稽な主張がベースの小説です。

中央日報2013年5月2日付(魚拓)によれば、内容はこういったものだそうです。

小説は、対馬が韓国の領土であることを前提に、そこで1000年間暮らしてきた2つの家門を通じて、日本の韓民族侵奪史を振り返った。
韓国の対馬回復軍事作戦も描いた。
2000人の南北連合軍が観光客を装って対馬に潜入し、北朝鮮はノドンミサイルを対馬に浴びせ、韓国の対馬奪還に寄与するという内容だ。

「ややあきれるような内容と思うかもそれないが(※原文ママ)、小説家的な想像力の範囲」と話す。

作者自ら「ややあきれるような内容」って言っちゃってますけど…
反日教育プラス、こうしたトンデモ反日小説もニセ歴史の刷り込みに貢献してるんでしょうね。
韓国人にとって歴史は「ファンタジー」とはよく言ったものです。

何やかんや言っても「北朝鮮と組んで日本と戦う」っていうのがミソです。
ムクゲノ花ガサキマシタ』『神風(kamikaze)』もそうでした。

この『千年恨、対馬』はストーリーもさることながら、作者のイ氏も相当トンデモですね。
最後にはこんなこと言ってますもん。

「最近、読者が読みやすい小説を書こうとすれば、集めた資料を捨てることも必要だと感じる。
本を書く技術者になったというか。
対馬』も読みやすく書くことに力を注いだ。
読者が『私たちは日本にたくさん奪われたんだな』と思うきっかけになればいい」

読者が読みやすい小説を書くためには(小説を売るためには)、集めた資料(史実=韓国にとって都合の良い史実に過ぎないかもしれないが)を捨てることも必要であると。

もちろんフィクションの世界では、歴史をどんな風に書き換えてもそれは自由ですよ。
日本にもそうした小説や映画などは山ほどありますし。
が、作者の狙いが読者に「私たちは日本にたくさん奪われた」と思わせることである以上、これは見過ごせません。

しかも週刊ポストによれば、この本はベストセラーになっているとのこと。

ー引用ここまでー