とんでも反日小説・前回の続き

これ以降、出版社も「日韓対決小説は売れる」と気づいたらしく、似たりよったりの小説を続々と出版し始めた。
内容も90年代の初めには日本が韓国を一方的に侵略し蹂躙するというものだったが、90年代の半ばごろから日本の侵略を韓国が撃退するという内容の小説が大勢を占めるようになり、最近では韓国軍が大した理由もないのに日本を侵略し征服するという内容の小説が主流となっている。

このような内容変化を経ながらも「反日小説」は現在に至るまで出版され続けており、日本人のあずかり知らぬところで一大ジャンルを形成するにまで至っているのである。

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